From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

先日、がっつりマンデーでスマートパークなる

会社が紹介されておりました。

パーキングの会社なのですが、なんとも画期的。

通常のパーキングは精算機や車輪止めがあるのですが

このパーキングはないのです。

もちろん、管理人のおじさんなんかもいません。

普通ならある監視カメラもないんです。

利用者は支払うときにスマホにアプリを入れて

精算をして、パーキングから出ていきます。

車輪止めや管理人がいないので、ズルをしようと

思えば簡単にできてしまうのです。

日本がいくら安全で善良的な市民が多いと言っても

人には出来心なんてものもありますから、

中にはズルをして決済をしない人もいそうなもんですが…。

しかし、驚いたのはこの会社の社長の言葉でした。

支払い率は100%でないことへの考え方がですが…


多少はズルされてもいい!とのこと。


なんと、最初からズルは織り込んでいるとのことでした。

カメラなどを設置して、未払いの人を追跡、

請求する手間を考えると、カメラもなくして

精算機もおかず、車輪止めもなくせば

大幅のコストカットができ、多少のズルがあっても

じゅうぶんに利益が出るとのことでした。

この会社、土地活用においてはある期間、

わずかな期間だけど、空き地になってしまうことが

多いそうなんですが、そのわずかな期間だけでも

パーキングとして活用しませんかと提案して、

今全国にすごい勢いで広まっているそうなんです。

だって、設備投資がほぼ0でできるわけですから、

土地のオーナーさんにとってみれば、

もってこいの短期間土地利用ですよね。

この、多少はズルされてもいいという

深い懐というか、器が大きいというか

骨を切らせて肉を断つ(?)的な考え方に

私はあっぱれをあげたくなりました。

ちょっとのお金のことにかつかつしていると

やはり精神的疲労やロスがでてしまいます。

多少の損があっても最終的に儲うかりゃいいじゃん!

なんだか、株もこれくらいの度量でやった方が

いい結果につながるのではと思った次第です。

さて、今年ももう残り僅かです。

新しい年には何か新しい気持ちで臨みたいもの。

多少はいいか!この気持ちを来年は入れてみませんか?

今年も一年、お疲れ様でした。

来年もよろしくお願いします(^^♪