Ｆｒｏｍ：藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

さて今回は株で食べていくための

マインドセットの３回目です。

答えを先にいいますと、

「過度の期待をしない！」

ということになります。

株を買うときは誰しもが

気持ちよく、そして勢いよく

上がって行ってくれることを期待します。

自分の見込んだ通りに

株価がスイスイと上がって行くことを

願っているはずです。

ところが、ご存知のように

株ってそんなもんではないですよね。。。

買った翌日にじりっと下がると

思わず「うっ…」と声を上げてしまいます。

まる下がろうとしてるか株価を

自分の手で支えようとしてしまって

いるかのようです。

気持ちが先立つとはまさにこれですね。

そのまま下がってロスカットに

引っかかれば吹っ切れるのですが

上がらず下がらずじりじりされると

精神的にも疲れがたまってきます。

ましてやチラリと他の銘柄を見ると

美しいくらいの陽線がでたりなんかした日にゃ

「なんでやね～ん！」と叫びたくなります。

株式投資ってほんとに切ないものなんですね～

思っているとおりには行ってくれいないもの。

まるで息子や娘のようでもあります。

なぜ株価が下がるとしんどくなるのか…

もちろん、損金が出るからというのもありますが

一番は「過度の期待」をしすぎていたからです。

過度というよりは上がってくれることを

期待していた信じていたからなんですね。

前にも書きましたが、上がってほしい期待と

下がっていく現実、、、

このギャップが心を苦しめるんです。

ですから、絶対に上がると思いこむこと

自体がそもそも苦しみの始りなんです。

なんだかお坊さんの説法のようになって

しまいましたが、上がるか上がらないか、

明日の相場がどっちに転ぶかなんて

やってみないとわからないことなんです。

大きな期待をもってしまうと小さな下げでも、

大きなギャップができてしまって

疲れてしまって、とても本業にはできないんですね。

大きな期待は持たずに、出た利益を喜んで

損をしなかった結果に満足をして、

反対に行ったら現実と損を受け入れる。

こんなフラットな精神が必要なのかもしれません。

トレードにおいて自信を持つことはいいことです。

しかし、捕らぬ狸の皮算用のように

大きな利益を期待するのはよくないことなの

かもしれません。

世の中、やってみなきゃわからないことって

たくさんあるのですが、その最たるものが

株式投資なのかもしれませんからね(^^♪

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