株で食べるためのマインドセット その2
PUBLISHED: 2021.02.10
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PUBLISHED: 2021.02.10
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From:藤井百七郎
名古屋自宅のオフィスより、、、
さて今回は株で食べていくための
マインドセットの2回目です。
これは株に限ったことではないのですが
精神と肉体の両輪がそろって
はじめてうまくいくと言われますね。
まあ株はパソコンに座ってるだけなので
それほど体力とか筋力を鍛える必要は
ないのですが精神においてはやはり
研ぎ澄まされていることが大事です。
かの大作映画「愛と哀しみのボレロ」で
ジョルジュ・ドンが躍った「ボレロ」を
振り付けたモーリス・ベジャールが
とても印象的なことを言っておりました。
「ダンサーは体だけ鍛えていてもだめだ。
精神と体の両輪が必要なのだ。
ボクサーのような体と
お坊さんのような精神が必要だ」
と言っていたのを覚えています。
昔、私もクラシックバレエダンサーを
しておりましたが、ダンスというのは
自分のリズムではなくて音に合わせて
体を動かしていくものなんですね。
その音というのは時にはとても早くて
体が追いついていかないときもあります。
しかも舞台上で踊ってるわけですから
とんでもない緊張があります。
さらには動画のように撮り直しが
きかない生の本番です。
そんな時、人はパニックになってしまうんです。
パニックになってしまうともうボロボロです。
覚えた振付はどこかに飛んでしまうは
頭の中はもう真っ白…そして
焦れば焦るほどドツボにはまっていきます。
舞台上でパニックになって、失敗し
舞台袖の幕の下で落ち込んでいるダンサーを
もう何人と見てきました。
もちろん私自身も何度もありました汗
意外かと思われるかもしれませんが
いいダンサーは体よりも精神が優れているんです。
どんなに優れた体を持っていても
精神が弱いといいダンサーにはなれないんです。
どんなに音が早くても、どれほど難しい振付でも
いつも冷静に今の状態を判断して
適切に自分の体と感情をコントロールしながら
保っていける精神力が必要なのです。
そうなんです、まるで悟りを開いたお坊さんのように!
これは株式投資、トレードにおいても同じです。
前回もお話ししましたが、株を本業にすると
とてつもないプレッシャーがのしかかります。
ちょっとしたマイナスでもすごい恐怖心を感じ
必要以上の焦りが襲ってきます。
こういった負の要因は感情を余計に高ぶらせ
あなたの頭の中のトレードコンピューターを
狂わせようとします。
ここでマイナスのスパイラルに入り込んでは
いけません。
まさに悟りを開いたお坊さんのような精神力で
今の状況を冷静に判断し、先を見通し
いくつかのシナリオを考え、
適切な対応と戦略を考え出し
確実に作戦を実行していかなくてはいけません。
投資の名著「ゾーン(マーク・ダグラス著)」には
「その時が来たらその時にすべきことが
できる精神状態でいなさい」
とありましたが、まさにその通りですね。
我々人間というのは元々株式投資に
向いていない生き物です。
ですから後天的に精神を変えていかないと
いけないのです。
悟りを開いたお坊さんのように(^^♪
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