おはようございます!名古屋校の杉原です。

日本の相場は少し荒れ模様ですね。それもそのはずですよね、

2月には日経平均は3万円をつけましたから。今後の動きが楽しみですね!

さて、ビジネスの世界でもそうですが株式投資の世界でも木を見て森を見ず、

森を見て木を見ずという言葉を聞いた事があると思います。

本日は、この言葉について、お話ししたいと思います。

株式相場の格言では森のことを経済、木のことを個別銘柄に例えられ、

同じ意味の言葉でマクロとミクロの視点を持つことが必要といわれたりします。

知らない方もいるかもしれませんので、少し説明しておきますと、

そもそも格言の意味ですが、木を見て森を見ずというのは個別銘柄の動きばかり見てしまって、

経済全体のことを見ていない様子のことをいいます。

これはミクロの視点に囚われ過ぎて、マクロの視点からは見ていない状態のことをいいます。

反対に、森を見て木を見ずとは経済全体の動きは見ているが、

個別銘柄の動きは見ていない様子のことをいいます。

マクロの視点で見ていて、ミクロの視点では見ていないという状態のことです。

もちろん経済の仕組みを知っていると役に立つことは多いですが、

経済のことだけで株式投資の成果に繋がるわけではありません。

これを知らない人、意外と多いんです。

株価というのは経済の動きだけでなく人の心理も反映されますので、

繰り返しになりますが、経済ニュースだけを追って株式投資で成功することは難しいと私は考えます。

経済に対する知識と同様に市場の心理を加味する重要性は覚えておいた方が良いと思います。

確かにマクロの視点を見ていて日本や世界の経済で大きなニュースがあった時は、

株式市場に影響を与えます。

そして、事象にもよりますが、概ね最初に株価に影響するのは大企業の銘柄になります。

それは大企業の動向はメディアで大きく報道されるので、売買タイミングも計りやすいので、

株式投資初心者の方にはオススメです。あくまでも一例であって、すべてではありません。

マクロとミクロの視点をプラスαで持ちあわせることで自身の株式投資の

キャパシティが大きく広がります。

そういったバランスを保ち株式市場の動向や個別銘柄を物色していくことで、

利益が得られやすい銘柄が見つかると思います。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。