From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

夏枯れで活気のなかった日経平均。

そんな中、8/16月曜日に大きく下げました。

月末の7/31にも大きく下げました。

下げたということは投資家たちが売った

ということです。

ではなぜそこで売ったのか…?

この理由がわかれば大きな下落に

巻き込まれて損を被るリスクが減りますね。

理由を考えるときに、政治的な理由とか

コロナとか長期金利などの関連性を

考えるのも重要なのですが、

やはり投資家と言ってもひとりの人間。

そこには精神的というか個人的な

理由で売ってしまうことも多いんです。

では彼らたちがなぜ売ったのかというと…


それは信用期日が大きな要因だと思います。


日経平均が今年の高値を付けたのは2/16。

そこから約6か月が過ぎてきました。

高値辺りで株を買ったならだいたいが

含み損を抱えて今を迎えているはず。

信用取引で買ったとするならそろそろ

売り返済の期日を迎えているわけです。

8/16なんてものは今年高値からちょうど6か月。

売ったすべての人が2月に買って

8/16に売ったわけではないのですが、

こういった圧力や需給関係があったことは

見逃さずにまた覚えておきたいことですね。

またこのところ信用評価損益率もどんどんと

下がっていることを見ると益々に

損益が膨らみ、返済期限が近付くにつれ

売り圧力が強くなっていきそうです。

日経平均がなんとなく上がると

テレビや新聞ではホットな情報として流します。

しかし、戻り待ちの売りが一斉に集まると

大きな下げへとつながっていきます。

株価チャートを縦軸に見る方は多いのですが

こういった横軸、日柄といった方向から

見てみると違った方向からの需給関係や

投資家心理が読み取れるんですよ(^^♪