日経平均がまだ下がる理由
PUBLISHED: 2021.08.17
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PUBLISHED: 2021.08.17
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From:藤井百七郎
名古屋自宅のオフィスより、、、
夏枯れで活気のなかった日経平均。
そんな中、8/16月曜日に大きく下げました。
月末の7/31にも大きく下げました。
下げたということは投資家たちが売った
ということです。
ではなぜそこで売ったのか…?
この理由がわかれば大きな下落に
巻き込まれて損を被るリスクが減りますね。
理由を考えるときに、政治的な理由とか
コロナとか長期金利などの関連性を
考えるのも重要なのですが、
やはり投資家と言ってもひとりの人間。
そこには精神的というか個人的な
理由で売ってしまうことも多いんです。
では彼らたちがなぜ売ったのかというと…
それは信用期日が大きな要因だと思います。
日経平均が今年の高値を付けたのは2/16。
そこから約6か月が過ぎてきました。
高値辺りで株を買ったならだいたいが
含み損を抱えて今を迎えているはず。
信用取引で買ったとするならそろそろ
売り返済の期日を迎えているわけです。
8/16なんてものは今年高値からちょうど6か月。
売ったすべての人が2月に買って
8/16に売ったわけではないのですが、
こういった圧力や需給関係があったことは
見逃さずにまた覚えておきたいことですね。
またこのところ信用評価損益率もどんどんと
下がっていることを見ると益々に
損益が膨らみ、返済期限が近付くにつれ
売り圧力が強くなっていきそうです。
日経平均がなんとなく上がると
テレビや新聞ではホットな情報として流します。
しかし、戻り待ちの売りが一斉に集まると
大きな下げへとつながっていきます。
株価チャートを縦軸に見る方は多いのですが
こういった横軸、日柄といった方向から
見てみると違った方向からの需給関係や
投資家心理が読み取れるんですよ(^^♪
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