From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

先日、週末にこんなご質問が飛んできました。

「利益が乗ってるんですが手仕舞うか迷ってます」

その銘柄は私も持っておりまして、

もちろん動きはチェックしておりました。

銘柄を持ち越すには相場の予測も大切です。

日米ともに上昇方向に風は吹いており

買いは強気で持ち越すべきと判断しました。

なので、私は強気で参りますと返信し

ご質問の方も、わかりましたと持越しを決意。

憶測通りにその夜のNYも上昇して

日本の相場に戻ってまいりました。

さぞかし上から寄ってどれくらい利益を

のばしてくるのかしらんとワクワクしながら

見ておりますと、、、

なんと金曜日の引けより下で寄りまして

さらになんとその日は陰線。。。

さらに翌日も下げまして陰線。。。

翌日も下げてしまってあえなくロスカット。。。

頭の中は???マークでいっぱいです。

あれ~なんでこんなことに…?と

チャートを見返すも原因は見当たらず…

さて、こんなケースでどう考えるかですが…


もう仕方ない!これもトレードと割り切る!


やっぱりこのように気持ちを切り替えるしかないですね。

チャートのエントリー状態、相場の読みの的中しても

それでも反対に行くことがあるのが相場です。

今さらながら改めて身に染みた次第でした。

先週末に手仕舞っておけばとれたのに…

と思ってしまうのも人情ですが

先週末の段階では手仕舞う理由は何もありませんでした。

やっぱりこんなことっては

どれだけ株をやっていても…

どんなにいい状況でエントリーしても…

どれほど株を勉強したとしても…


やっぱりあることなんですね。


野球でチャンスに強硬策に出て

あえなくダブルプレーでチャンスが費えることがあります。

何が吉と出て、何が凶と出るかは

こりゃやってみないとわからない世界でもあるんですね。

持ち越せばさらに利益の可能性もありますが、

せっかくの利益もなくなってしまう可能性もあります。

長期で結果を出す野球の監督は長期目線で見ています。

たまにダブルプレーになってチャンスがなくなることも

ある程度織り込める監督は常勝チームを作るそうです。

我々も目線を長期的に持って、こんなこともあるよね

またあるかもしれないねくらいに織り込んでおきたいものですね(^^♪