おはようございます!名古屋校の杉原です。

先日、生徒さんにこんな質問を受けました。『株のニュースを見ていると中小型株というワードを聞きますが、

これはどういうですか?』という質問でした。本日はこのあたりの話をしたいと思います。

まず、中小型株というのは、時価総額の比較的小さい銘柄のことを言います。ざっくりいうと

小型株ということになります。

そして、時価総額というのは、その会社を買収しようと仮定した時に必要になる金額になります。

計算式は次の通りです。時価総額=発行済み株式数×株価 で求める事ができます。

発行済み株式数というのは会社が既に発行している株式の総数のことです。

株価が1000円の会社の発行済み株式数が100万株だったすると時価総額は10億円ということになります。

例えば今、トヨタ自動車の時価総額が約27兆9443億円になるので、すごく大きな金額になります。

これは超大型株です。

一般的な基準としては時価総額がおおよそ数十億円~数百億円の銘柄が小型株といわれています。

金額が小さい為、銘柄によっては値幅の大きい銘柄もあります。

これも銘柄によりますが、小型株というのは機関投資家が入りにくいともいわれています。

なぜなら、機関投資家は資金が巨額な為、投資できる銘柄が限られているのです。

この点を踏まえると、個人投資家にとっては、見方を変え考え方を変えればある意味メリットとなる

側面もあります。

値幅が大きいという事は、ある意味、利益の源泉ともなりますので、効率よく稼ぐための条件の

ひとつになります。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。