おはようございます!名古屋校の杉原です。

日経平均は実に約29年ぶりに25,000円台を回復しました。

これは先日から話題となっていました、アメリカの大統領選による動きかと思います。

もう少しいいますとヘッジファンドや機関投資家は思った以上に

ヘッジの空売りをしていたと今回の動きから推測できます。

マーケットはバイデン大統領を織り込んできているという事ですね。

今後はオールドエコノミーの物色が続く可能性がありますね。

そこで本日は市場心理についてお話ししたいと思います。

直近で大きく上昇していますが、みなさんお分かりだと思いますが、

上昇するということは市場のたくさんの人が株を買ったからです。

では、なぜ買ったのでしょう。

それはマーケット参加者たちの市場心理の多くが買いと思ったからです。

大切なポイントはここにあります。

では、その市場心理を判断する上で欠かせないものはいくつかありますが、

ひとつ例をあげますとそれは株価になります。

生徒さんも含め私たちは大切なテクニカルを学んでいますが、

その株価を記録したものがローソク足になります。日足であれば、

その日いくつかの値段を記録していますが、その中でも最も大切なのが終値になります。

終値というのは、その日いくらで終わったかという値段になります。

簡単にいいますと、その日のある株の市場心理はどうだったか?を読み取ることができます。

もっというと終値は最終の価格になるわけですから市場の意思が表れた本当の価格とも考えられます。

これを踏まえてマーケット参加者たちはどういった行動にでるか、

いろいろな判断材料の要素のひとつとして影響を及ぼしています。

もう少し突っ込んでお話しすると移動平均線も終値を用いて形成されています。

そうやって考えていくと大切なものだというのが、お分かりいただけるかと思います。

今まで意識されていなかった方は一度、注目してみてはいかがでしょうか。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。