どっちのトレードをするべきか?
PUBLISHED: 2021.05.26
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PUBLISHED: 2021.05.26
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From:藤井百七郎
名古屋自宅のオフィスより、、、
「先生、前に言ったことと違うじゃないですか!」
と、先日生徒さんから怒られました。。。
「すいません…。」と謝りましたが、
実はまったく反省していません(笑)
だってそれは私にとって至極当たり前なことだからです。
トレードといっても2つあると思うんですね。
システムトレードと裁量トレードです。
システムトレードってのは、決まりきったルールの元
かっちり、きっちりと売買するものです。
言ってみればインプットされたAIみたいなものです。
チャートを見てではなくて数字で動いたりします。
何%下がったら損切りで上がったら利食いみたいな。
相場自体にトレンドがあって一本調子であれば
驚くような利益をもたらしてくれたりします。
でもどうでしょう…
相場に少なくとも2年以上参加された方なら
私の言ってることを理解してくれると思うのですが
そんな一本調子の相場なんてほぼないですよね(^^;
移動平均線が中期も短期も上向きが続き
高値安値を切り上げながら押し目で買えば儲かる!
そんな相場ばかりじゃないですよね。
相場によっては一年の2/3が持合相場。
出来高も減った閑散相場かと思えば
翌朝、突然の暴落からピンボールのように急騰。
まるでジェットコースターのようなボラティリティー。
ロスカットしたら笑顔で戻ってきたり、
底かと思って買ったらもう一段下へ。。。
なんてことは相場ではざらですよね。
相場には何事も起こりえる!と言われるくらい
何が起こるかわかりえないのです。
これまでの動きを見てこの先を予測する
テクニカル分析だって100%ではありません。
不測の上に不測、不測の2乗が普通に
起きてもおかしくないのが相場なのです。
昨日まで夏だったのに急に冬なんてのも
ぜんぜんあり得るのが相場なのです。
春や秋なんてポーンと通り越しちゃうんです。
さーそんな相場の時に固まり切ったルールの
システムトレードで臨んで勝てるでしょうか?
はい、そうです。勝てません!
ですから、システムトレードではなくて
裁量トレードが必要なのです。
経験から学び、ちょっとした肌感覚で
ルールであれば持ち越すところを
ちょい先に利食いとか、ポジションを減らすとか
そういった微妙なさじ加減みたいなことが
トレードにおいては必要なのです。
みんな誰でもは早くルールを覚えて
トレードが上手になりたいと考えています。
ですが、絶対に勝てるルールなんてものは
ないように、逆にそんなルールなんて作れないんです。
ですから、基本は基本としておいて相場に合わせて
時には臨機応変に微調整できる裁量トレードを
我々は目指していかなければいけないと私は思います。
まあでもこの裁量は感覚的なことになるので
伝えにくいんですよね。
ですからこれから先も生徒さんから
私は起こられるんでしょうね(^^♪
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