そろそろ入れ替えの時期です
PUBLISHED: 2018.09.04
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おはようございます。
カブックスの秋葉です。
もう9月になってしまいました!
台風も近づいてきていますが、
少し涼しく過ごしやすい季節になりましたね。
まだ冬の洋服の入れ替え時期には早いかもしれませんが、
株の世界ではあります。
「入れ替え」
毎年9月に発表される日経平均の入れ替えについて、
少しお伝えさせていただければと思います。
「入れ替え」とは日経平均のことです。
日経平均は225銘柄から算出している株価指数ですが、
その225社は、定期的に毎年9月に発表、10月に入れ替えられています。
主な理由は、
「業績の低下や流動性の低下」などで、
1~2銘柄程度が入れ替えになっています。
これを証券会社や投資家が予想して、
事前に戦略を練る投資法もあったりします。
発表は9月4か5日くらいだと予想されています。
2017年は北越紀州製紙<3865>、明電舎<6508>が除外され、
リクルート<6098>と日本郵政<6178>が採用されました。
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/newsroom?evt=10016&idxtag=&page=2&year=
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/news/21070905J_1.pdf
日経平均の銘柄に採用される場合は、
投資信託やETFなどの買い入れに伴い採用銘柄も買われるので、
通常の取引以外にも買われて、株価が上昇しやすくなります。
採用された銘柄=買う
外された銘柄=売る
という売買をする必要があるからです。
その時にファンドから大量の注文が入るので、
採用された銘柄は上昇し、
外された銘柄は下落するという株価への影響があります。
去年のチャートを見てみましょう。
・採用銘柄
リクルート<6098>
日本郵政<6178>
・除外銘柄
北越紀州製紙<3865>
明電舎<6508>
また、実際にファンドが買い付ける日は、
銘柄組み入れ日(10月最初の営業日)の前日営業日の大引け前(9月28日)です。
事前から採用予想がされていることもありますので、
その結果、採用日や組み入れ日には天井をつけて値下がりに転じる、
いわゆる『材料出尽くし』になる場合もありますので、
気をつけなければなりません。
反対に、日経225から除外された銘柄はおおよそ値下がりします。
昨年は数日~2週間程度で元の株価に戻っていきましたが、
日経平均の動きに左右されますので、
こちらも簡単には値動きを読むことはできませんが、
一旦売り需要があることは覚えておくといいですね。
大切なのは、その後の株価の動きがどうなったのか?
です。過去の動きをぜひ検証してみてください。
ちなみに大和証券予想では、
【採用候補】
スタートトゥデイ(3092)、サイバーエージェント(4751)
予備候補として任天堂、カカクコム(2371)
【除外候補】
宝ホールディングス(2531)、東京ドーム(9681)
予備候補に古河機械金属(5715)を挙げている。
だそうです。
発表後の株価の動きを注意深く見ておくと、
来年の戦略に繋がるかもしれません♪
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