From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

毎週末にYouTube動画を上げています。

タイトルは「来週の相場展望」です。

時々「また予想が外れましたね」と

コメントをいただきます。

はい、その通りです!

予想なんて当たりませんし、予想してはいけません。

ただ買ったり売ったりするためにはシナリオが必要で

シナリオを立てるためにはある程度の

相場の予想ではなく「予測」が必要になります。

ちなみにchatGPTによると予想は個人的な見解で

予測は様々なデータに基づいての違いだそうですが

その予測の元にシナリオをいくつか用意します。

シナリオとはこうなったらこうなるよねってことです。

ここまで作ってくれば後は簡単な作業になります。

そしてこの作業が一番大事になるわけですが、

その来週に備えて一番大事なことはというと…


狙い球を絞っておくことです!


シナリオのもと、こうなったらこうなるよねと

立てておいて、そこにくるまでは打たないと

決めておくことなんです。

どしてもトレーダーの性で買ったり売ったり

したくなってしまいます。

しかし、相場が上がるか下がるか五分五分で

エントリーしても外れる確率も高くなります。

言ってみればギャンブルトレードですね。

ですから、シナリオ上で一番確率の高いところに

狙い球を絞っておいて、そこにくるまでは

打たないと決めることなんです。

チャートをぼんやりと見ていると

思った方向に動いてくれそうな気持に

なってしまうのもトレーダーの悲しい性です。

その意味不明の誘惑に負けてしまってはいけません。

昔、ドラゴンズにいたホームラン王の山崎は

晩年、調子が上がらなかったときに故野村監督から

「ホームランバッターなら三振してもいいから

 狙った球だけ待っとけ!」と檄を飛ばされて

40代で二度目のホームラン王のタイトルをとりました。

狙い球を絞るというのは野球もトレードも

勇気のいることですが、その勇気が持てるといいですね。

みなさんはいかがですか?

狙い球は持ててますか?

また絞れてますか?

その絞った狙い球を待ててますか?

もう一度ご自身に聞いていみてくださいね(^^♪