From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

私の大好きなプロ野球が

オリンピックのためにシーズン中断

となってさみしい毎日を送っている藤井です泣

さてプロ野球のピッチャーのボールですが

当たり前なことなんですがめちゃ早いですね。

ちょっと前は140キロで早いと言われてましたが

最近では160キロも珍しくないほどです。

そんな速球ですから打つ方も大変です。

インコースにアウトコース、高めに低め、

それに多種多彩な変化球。。。

来たボールに即座に対応して打つなんて

とても難しいことです。

それができたのはイチローくらいですかね。。。

ですからバッターも配球を読んで

狙い球を絞る必要があるんですね。

ところが狙い球を絞るということは

的が外れると見送りの三振のリスクもあるわけです。

ヒットか三振、、、どちらかを選ばないといけません。

そしていいバッターほど、


三振を恐れずに狙い球を絞るようです。


狙い球が外れてど真ん中のストレートを

見逃し三振になっても胸を張って

ベンチに帰ってくるバッターもいます。

私も小中高と野球をやってましたが

見逃し三振するとベンチですごく怒られました。

そんな経験もあったりするので

堂々と戻ってくるバッターってすごいなと思います。

この三振を恐れずに狙い球を絞る戦略は

我々トレーダーにとってもすごく大事なんです。

来たボールをなんでもかんでも打てるバッターが

いないように、どんな相場でも利益の出せる

トレーダーってそんなにいないんですよね。

特に最近の相場のように、夏枯れしていて

さらに上か下かわからない…

こんな相場の時はどう打ってもうまくいきません。

こんなときにしびれを切らして狙い球でもない

状況でエントリーしていってももったいない

損金を計上するだけなんです。

早く利益を出さなくては…といった焦りを

ぐっとこらえて「自分の狙った球」

つまりその状況がくるまではじっとガマン

できるトレーダーが効率よく利益を

残していくように思えます。

日経平均が200DMAまで調整して来て

そしてさらに明けの明星を形成したら買い!

さらにNYも下げ止まりのサインが出てたら

エントリーする!!!

これくらいの厳しい条件がくるまでは

ガマン、ガマンできるといいですね。

もちろん狙い球を絞ってガマンしてるうちに

“三振”しちゃうケースもありますが、

別にトレーダーは見逃しの三振しても

誰にも怒られませんから大丈夫です(笑)

自分の狙い球が来るまでは一休さんくらいの

ゆとりも必要なのかもしれませんね。

最後にスーパートレーダー、ピーターブラントの

名言で締めくくらせていただきます。

「いいトレーダーになりたいと思うのであれば

 適切な球が来るまで待てるようになる必要がある」

いっしょにがんばって参りましょう(^^♪