おはようございます!名古屋校の杉原です。

今日は株式市場の取引時間に少しスポットを当ててお話しをしたいと思います。

日本の株式市場というのはお分かりかと思いますが、取引している時間が決まっています。

前場9:00~11:30と後場12:30~15:10の間に取引を行うことができます。

これをザラ場と言ったりもします。また、その時間帯によっては売買の特徴があったりもします。

では、その時間帯の特徴を少しお伝えしたいと思います。

まず、9:00~10:00の時間帯ですが、9時から市場がはじまってから30分程度は1日の中でも

最も取引が活況に行われる時間帯になります。

これは前日のアメリカ、欧州の株式市場の動きや前日の個別企業のニュース等を受けて多くの銘柄が変動します。

そして、10:00~11:30ですが、この時間は中国の上海市場の動きを受けて日経平均も

推移することもありますが、先程の9:00~10:00の時間帯に比べて、それほど取引が活発には行われません。

そのため、一旦寄付き後に上昇した銘柄が下落したりすることがある時間帯になります。

もちろん個別企業によってまちまちです。ここで午前の取引は終了となります。

今度は午後からになりますが、企業にもよりますが、一般的にはお昼休憩は12:00~13:00ですが、

日本の株式市場では12:30から再開されます。次の時間帯は12:30~14:00ですが、

後場の寄り付きは少し動きはあるものの特に目立った動きはあまりなく動きにくい時間になります。

しかし、インド市場がはじまるのも、この時間のため、場合によっては日経平均も影響を

受けたりすることがあります。

これで最後になりますが、14:00~15:00の時間帯ですが、この時間帯は9時の寄り付きの

次に大きく株価が動く時間帯です。

この時間ぐらいから銘柄によっては翌日の動きを推測した動きをしたりします。

以上のように1日の中でも時間によって動きに傾向性やパターンがあったりしますので、

個別銘柄によって特徴を捉えるのもいいかと思います。

また、今回お伝えしたようなことは、全ての銘柄がそうなるというわけではありませんので、注意してください。

とはいえ時間帯もあたまに入れておいた方がいいですが、株で大切なのは需給関係になりますので、

その根本は忘れないでください。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。