生きるための知恵編
PUBLISHED: 2018.05.04
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PUBLISHED: 2018.05.04
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~介護保険 かんたん解説 ~
名古屋校・大阪校 講師の河端です。
いつもトレードの話ですが、GWで相場もやっていませんので本日は気分転換に
「カブックス通信・生きるための知恵」を書きたいと思います。
第1回目の今日は「介護保険」についてです。
「介護保険って聞いたことあるけどよく知らない・・」
「そろそろ母が介護必要になるかもしれないが
なんとなく・・・こんな感じだろう」
という方は少なからずいらっしゃると思います。
医療保険はいつも使っているため、知っていますが
介護保険は、ある日突然必要になるので、
馴染みがない方が多いと思います。
しかし、読んでいる皆さん将来的にご自身よりも、
親御さんやご親戚の方が介護が必要になる
ときがあるかもしれません。(というよりあるでしょう)
本日はカブックス通信〝生きるための知恵編”
として「介護保険のかんたん解説1」として
やさしく、簡単に解説したいと思います。
介護保険は2000年から日本に導入されました。
現在の介護サービス(介護に関する仕事)は
ほぼこの介護保険下で行われています。
どんな介護サービスがあるのかというと
★お家に来て介護や家事を手伝ってくれる・・「ホームヘルパーさん」
★看護師さんがお家に来てくれていろいろしてくれる・・「訪問看護」
★おばあちゃんがお昼にご飯を食べたり、お風呂入りに行って、いろいろやる「デイサービス」
★リハビリをやりにセンターに行く「デイケア」
など、など、他にもいろいろあります!
ただこういった、サービスを受けるのは
もちろん「お金がかかるー」 ウッー(困る)
今月おばあちゃんの介護サービス費は150,000円(月額)
高けーっ! そんなの毎月無理!! となりますが
介護保険を利用することにより、その介護サービスが150,000円が
なんとなんと! 15,000円(月額)1割の負担でOK!
というのが介護保険です! (所得の高い人は2割負担になりました・・)
(なんやかんやとありますが、かなり良い社会保険です)
一昔前はおじいちゃん、おばあちゃんの介護は
お嫁さんがする というのが日本のパターンでしたが
いまは同居する人も少なく、バラバラに住んでいますので
介護を「社会保険」にして、
高齢者等を支えていくために導入されました
要するに 介護負担を
「家の人」→「社会」 にしたものです。
ここからは
具体的な介護保険のシステムについて・・・
☆保険料の支払いについて('ω')ノ
まず40歳になると介護保険料を支払うことになります。
月額約6000円程度(地域や所得によってかなりバラつきがあります)
半強制的に介護保険料は払うことになります。(保険料の支払い)
医療保険と違い、介護保険サービスはは誰でも
使えるものではありません。
お金は払いますが、
「介護が必要である」と認められなければ
介護保険のサービスは使えません。
ここが「誰でもつかえる医療保険とは違うところ」です。
(*^▽^*)('ω')ノ
具体的な例を挙げて説明しますと・・・
あるおばあちゃんが、80歳を過ぎり、
なんだか歩くのがおぼつかなくなり
ご飯も作れないし、お風呂の浴槽も
またぐのが大変になり
お風呂もも入れないようになりました。
「一人の力じゃ生活できないー!」
「介護が必要だー!」となりました。
☆☆!(^^)! ではでは
介護保険サービス使いのならば
どうしたらいいのか??
★申請が必要!
まず「市・区役所・役場」にGO!
介護保険課にいってください。
「介護保険サービスが必要だ!」ということで申請をします。
この申請は本人でも親族でも大丈夫です。
申請してから
「介護サービスを使ってよいか」
「まだ使う段階ではないのか」
どうかの認定が始まります。
実際このパターンが多いです。↓↓
☆"(-""-)"(おばあちゃんが倒れちゃって、入院したけど
なんとか回復して、退院できるんだけど
体の右側が動かないし、
今まで通りに歩くのも、身の回りのことも
できなくなってもーて
「退院してもこれまで通りの生活は難しい~~」
ということで病院の相談員さんから介護保険の
申請を勧められる・・(-ω-)/
というパターンが多いです!
~話をもどしまして~
★認定 )^o^(
介護保険サービスを利用するのは
この人は困っているから
「介護保険サービスを使ってもOKです」
という認定を受ける必要があります。(=^・・^=)
どのような認定調査が行われるかというと
申請すると、市役所から、
家に訪問調査をする人が来ます。(訪問調査員さん)
これは必ず本人の「家」に来ます。
家での生活状態を見るためです。
そこでいろいろな質問や、
「立ってみて」、「歩いてみて」
などの簡単なテストなんかもします。
(※ここで人が来たからと、張り切って
いつも以上に頑張ってしまう、おじいちゃん、おばあちゃんが多く、
状態が良いと判定されるケースがありますので、いつも通りでいいです((笑))
他にも家族の介護負担や、認知症の状態なども聞かれて
所定のシートに記入します。
他お医者さんの診断書とともに
1回目の判定がなされます!(一次判定)
1回目をクリアするとその内容を
次は
認定の審査会(会議)にかけます。
ここで要介護度(介護が必要なレベル)を判定します。
簡単に言うとレベル7段階のレベルに分けます。重~軽
この審査会のメンバーは地域の有識者
(介護士さんや、看護師さん、お医者さん、相談員さんなど)
いろいろな方が客観的に介護度のレベルを決めます。
このレベルは何を意味しているかというと
「ポイントをいくら持てるのか」です。
かんたんに言うと
「介護保険サービスの費用を1割負担で受けられるポイント」です。
介護度が重ければ重いほどたくさんのポイントをもらえ
多くの介護サービスを1割負担で受けることができます!
介護度が低く、あまりポイントをもらえない場合は
1割負担でサービスが
その1割の費用で介護サービスが受けられるポイントが
介護度が上がれば上げるほど
多く持てます。
それが介護保険の費用面での内容です。
へたくそな文章でしたが、ざっくりと
介護保険のかんたんな説明をしました!
今回はここまでですが、次回はサービスの内容について
かんたんに、かんたんに 書きたいと思います!
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