~介護保険 かんたん解説  ~


名古屋校・大阪校 講師の河端です。

いつもトレードの話ですが、GWで相場もやっていませんので本日は気分転換に


「カブックス通信・生きるための知恵」を書きたいと思います。


第1回目の今日は「介護保険」についてです。

「介護保険って聞いたことあるけどよく知らない・・」

「そろそろ母が介護必要になるかもしれないが

なんとなく・・・こんな感じだろう」

という方は少なからずいらっしゃると思います。


医療保険はいつも使っているため、知っていますが

介護保険は、ある日突然必要になるので、

馴染みがない方が多いと思います。

しかし、読んでいる皆さん将来的にご自身よりも、

親御さんやご親戚の方が介護が必要になる

ときがあるかもしれません。(というよりあるでしょう)


本日はカブックス通信〝生きるための知恵編”

 として「介護保険のかんたん解説1」として

やさしく、簡単に解説したいと思います。

 

介護保険は2000年から日本に導入されました。

現在の介護サービス(介護に関する仕事)は

ほぼこの介護保険下で行われています。

どんな介護サービスがあるのかというと

★お家に来て介護や家事を手伝ってくれる・・「ホームヘルパーさん」

★看護師さんがお家に来てくれていろいろしてくれる・・「訪問看護」

★おばあちゃんがお昼にご飯を食べたり、お風呂入りに行って、いろいろやる「デイサービス」

★リハビリをやりにセンターに行く「デイケア」

など、など、他にもいろいろあります!


ただこういった、サービスを受けるのは 

もちろん「お金がかかるー」 ウッー(困る)


今月おばあちゃんの介護サービス費は150,000円(月額)

高けーっ! そんなの毎月無理!! となりますが

介護保険を利用することにより、その介護サービスが150,000円が

なんとなんと!  15,000円(月額)1割の負担でOK!

というのが介護保険です! (所得の高い人は2割負担になりました・・)

(なんやかんやとありますが、かなり良い社会保険です)

一昔前はおじいちゃん、おばあちゃんの介護は

お嫁さんがする  というのが日本のパターンでしたが

いまは同居する人も少なく、バラバラに住んでいますので

介護を「社会保険」にして、

高齢者等を支えていくために導入されました

要するに 介護負担を

「家の人」→「社会」 にしたものです。


ここからは

具体的な介護保険のシステムについて・・・

☆保険料の支払いについて('ω')ノ

まず40歳になると介護保険料を支払うことになります。

月額約6000円程度(地域や所得によってかなりバラつきがあります)

半強制的に介護保険料は払うことになります。(保険料の支払い)


医療保険と違い、介護保険サービスはは誰でも

使えるものではありません。

お金は払いますが、

「介護が必要である」と認められなければ 

介護保険のサービスは使えません。

ここが「誰でもつかえる医療保険とは違うところ」です。


(*^▽^*)('ω')ノ

具体的な例を挙げて説明しますと・・・

あるおばあちゃんが、80歳を過ぎり、

なんだか歩くのがおぼつかなくなり

ご飯も作れないし、お風呂の浴槽も

またぐのが大変になり

お風呂もも入れないようになりました。

「一人の力じゃ生活できないー!」

「介護が必要だー!」となりました。 


☆☆!(^^)! ではでは 

介護保険サービス使いのならば
どうしたらいいのか??


★申請が必要!

まず「市・区役所・役場」にGO!

介護保険課にいってください。

「介護保険サービスが必要だ!」ということで申請をします。

この申請は本人でも親族でも大丈夫です。

申請してから

「介護サービスを使ってよいか」

「まだ使う段階ではないのか」

どうかの認定が始まります。


実際このパターンが多いです。↓↓

☆"(-""-)"(おばあちゃんが倒れちゃって、入院したけど

なんとか回復して、退院できるんだけど

体の右側が動かないし、

今まで通りに歩くのも、身の回りのことも

できなくなってもーて 

「退院してもこれまで通りの生活は難しい~~」

ということで病院の相談員さんから介護保険の

申請を勧められる・・(-ω-)/

というパターンが多いです!


~話をもどしまして~

★認定 )^o^(

介護保険サービスを利用するのは

この人は困っているから

「介護保険サービスを使ってもOKです」

という認定を受ける必要があります。(=^・・^=)


どのような認定調査が行われるかというと

申請すると、市役所から、

家に訪問調査をする人が来ます。(訪問調査員さん)


これは必ず本人の「家」に来ます。

家での生活状態を見るためです。

そこでいろいろな質問や、
 

「立ってみて」、「歩いてみて」


などの簡単なテストなんかもします。

(※ここで人が来たからと、張り切って

いつも以上に頑張ってしまう、おじいちゃん、おばあちゃんが多く、

状態が良いと判定されるケースがありますので、いつも通りでいいです((笑))

他にも家族の介護負担や、認知症の状態なども聞かれて

所定のシートに記入します。

他お医者さんの診断書とともに

1回目の判定がなされます!(一次判定)

1回目をクリアするとその内容を

次は

認定の審査会(会議)にかけます。

ここで要介護度(介護が必要なレベル)を判定します。

簡単に言うとレベル7段階のレベルに分けます。重~軽

この審査会のメンバーは地域の有識者

(介護士さんや、看護師さん、お医者さん、相談員さんなど)

いろいろな方が客観的に介護度のレベルを決めます。


このレベルは何を意味しているかというと

「ポイントをいくら持てるのか」です。

かんたんに言うと


「介護保険サービスの費用を1割負担で受けられるポイント」です。

介護度が重ければ重いほどたくさんのポイントをもらえ

多くの介護サービスを1割負担で受けることができます!

介護度が低く、あまりポイントをもらえない場合は

1割負担でサービスが


その1割の費用で介護サービスが受けられるポイントが

介護度が上がれば上げるほど

多く持てます。

それが介護保険の費用面での内容です。

へたくそな文章でしたが、ざっくりと

介護保険のかんたんな説明をしました!


今回はここまでですが、次回はサービスの内容について

かんたんに、かんたんに 書きたいと思います!