From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

株を始めた方、または始める方にはこのように

アドバイスをしています。

「ルールを守りましょう!」

私が始めたときにはしつこいくらい言われましたし

私自身もそのように指導してまいりました。

やはり何のルールも持たずに相場入ると時には激しく

揺れ動く相場の中では右往左往してしまったり

途方に暮れてしまうケースが多いからです。

また損失を最小に抑えるルールされ守れば

大切な資金を溶かしてしまうリスクも小さくなります。

ですから今でも私はいくつかのルールを持って

それを守りながらエントリーして、エグジットしています。

ルールを持って守りながらその通りに売買していく

メリット、大切さ、何より気楽さを知ってるからです。

しかし、このルールを守って売買しましょう

というのは株を始めた方にはいいのかもしれませんが

ある程度の経験と自己管理ができるのであれば

多少“破っても”いいのではないかと最近は思うんです。

それはなぜかというと…


相場は絶えず進歩、成長、変化してるからです。


似ているように見えて全く同じチャートがないように

全く同じ相場というのもないように思います。

相場はその時々の世界情勢などを背景にして

絶えず新しいものなのです。

去年上手くいった手法が今年は通じないのはそのためです。

ですからルールを持つことはとても大切なのですが

そのルールにこだわってしまうのもどうかなと思います。

実際にポジションを持って真剣に相場に向き合うと

何だか風向きが変わってきなとか、、、

このところはこういうときは飛ぶんだよな、、、

なんて『肌』で感じることも多いです。

そんなときは頑なにルールにこだわってしまうと

乗れるものに乗れなかったり、引っ張れるものを

引っ張れなかったりもしてしまいます。

なぜなら、相場は耐えず進歩、成長、変化してるからです。

ですから「ルールを破る」というよりは「カスタマイズする」的な

変更はじゅうぶんにありだと思うんです。

すべてのトレードに合うルール作りなんて無理ですから

やはり最後は経験、さらには勘みたいな部分を

信用してみるのもいいんじゃないでしょうか。

せっかく長く株とつきあっているのですから(^^♪