Ｆｒｏｍ：藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

先日、やっぱり株って怖くないですか？と聞かれました。

私は即座に、そりゃ怖いですよと答えました。

そして私は続けて、でも別に怖くないですよとも言いました。

株は投資というより対戦ゲームと考えたほうがいいです。

誰と対戦してるかというと『マーケット』になります。

ボクシングでもそうですが勝つためには対戦相手を

よく知ることからはじまりますが、、、

ではその対戦相手の「マーケット」とはどんな相手でしょう。

株のことをよく知らない方はまるでマーケットが

お役所が決める税金のように理論的に計算された

数字に落ち着くものと考える方が多いのですが、

マーケットってやつはそんな賢く折り目正しい方では

ありません。全然離さず大人しいな思う時もあれば

急に暴れ出したり傍若無人な態度を取る、そんな

ちょっと付き合いにくい方でもあるわけです。

ではそんな方とどう上手に付き合うかというと…

サーカスの調教師になればいいんですよ！

サーカスでは動物もでて観客を賑わせたりします。

ゾウやシマウマのようにおとなしい動物もいれば

たまにはライオンやツキノワグマなんて猛獣も出てきますよね。

調教師のまえではいうことを聞いて大人しく芸をしますが

彼らがひとたび野獣に戻って襲ってきたら人間なんて

ひとたまりもありません。

ですからそんな猛獣に言うことを聞かせて芸までさせて

いる調教師はすごいんですよ。

猛獣になめられてはいけませんが逆に強気にですぎちゃうと

彼らは野獣に戻って襲ってくる危険があります。

上手に猛獣と距離を取りながらそれでいて彼らの

性格を理解してリードしていっているんです。

我々もこの調教師のように立ち振る舞っていけば

怖い株も恐くなくなるのではないでしょうか。

マーケット、それは人間の欲と恐怖が複雑に織り交じった

誰も主導権がとれない魑魅魍魎の生き物でもあります。

まさに猛獣使い、調教師のような立ち振る舞いで

上手に利益を取って行けるようになりたいものですね(^^♪