From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

「勝つまで続けるぞ~~~」

勝つまでは何が何でもやり続けるぞ!

決して弱音を吐くな!途中でやめたものが負けになる!

我々の世代はまだ戦後教育の色合いが残っていて

こういった考え方を美学と教え込まれてきました。

確かにこういった考え方、生き方をベースにして

これまでの人生で成しえたこともたくさんあります。

しかしまあ世の中、何でもこれでうまくいくかというと

決してそんなことはありませんね。

中にはやる気と勢いや根性だけではうまくいかない

こともあったりします。その中の一つが、株式投資

ではないかと思います。株に限らずこれは投資全般に

言えることかもしれませんが「勝つぞ」「勝つぞ」だけでは

結果や利益につながらないことも多いようです。

投資で成功した方をみるとうまくいった方はすーっと

うまくいったように見えるし、うまくいかなかった方は

がんばってるんだけど結果につながらないものだなと

思っていました。『運』なのかな、、、と思った時期も

ありましたが、どうやら違うのではと最近思い始めました。

投資でうまくいくためにはまずは資金が多いと有利ですが

もう1つ、結果を出すために必要な要素、それは何かというと…


やはり『ゆとり』なんですよね。


投資の世界はゆとりがゆとりを呼ぶ世界なんです。

資本主義の原理原則になるかもしれませんが、

富めるものはさらに富み、ないものはさらになくなる。

お金持ちになる方はすーっとなっていくし

上手くいかなかった方はがんばってるのに結果にならず。

この違いはなんだろうとずっと思っていたのですが

それはやはり『ゆとり』の差ではないかと思います。

ゆとりと言ってもこれは『気持ちのゆとり』です。

「絶対に損はしたくない!」

「一番高いところで売りたい!」

「いっちかばっちかの勝負に出る!」

これはゆとりがないってことになりますね。

一方、すーっとお金持ちになった方々って

「まあこれくらいでいいか~」

「今日は危ないから休むか~」

こんな感じなんですよね。。。

ゆとりはお金があるからできる。

ゆとりがあるからお金ができる。

まるでニワトリと卵ですが、まずは気持ちのゆとりを

作るところから考えてみてはどうでしょうか。

ロスカットなど逃げるところは逃げてこれで良しとする。

わからない相場の時はポジションをはずして静観する。

これもゆとりを作れるようになる第一歩だと思います。

気持ちがカツカツではゆとりがなくなってしまいます。

勝つ勝つ(カツカツ)では勝てない。

「ゆとり」、ごいっしょに意識していきましょう(^^♪