Ｆｒｏｍ：藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

ひと頃は26000円を割り込んで下値を探るのでは

と思われていた日経平均ですが、力強い回復を

見せております。理由のひとつには日銀の

金融政策金利の決定会合の結果がよかったなども

ありますが、ドル建て日経平均を見てみると

前の高値などもしっかりと抜いてきております。

ドル建て日経平均チャート
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https://onl.bz/3Bs9eAH

日本株の6～7割は外国人。彼らの利益が延びて

来ている理由もあったのかもしれません。

さて、日経平均の日足はは1/24に27200円を陽線で

超えたところで引けております。

この27200円という価格に何があるかというと

日足の75と200ＤＭＡ、週足の52ＷＭＡなどもありますが

もっと重要な意味合いは何かというと…

12/20の黒田ショック前の価格です。

あのあまりにも突然に金利の上限を0.25％から

0.5％に引き上げるといった黒田ショックの前の価格です。

あれから約一か月と少し。当時にポジションを持っていた

人たちはその間含み損に苦しんできました。

ようやく神に祈るようにしてプラマイゼロに戻ったのです。

ということはもうおわかりですね！

この27200円を抜けていかないようなら売りが出ます。

やれやれ売りから始まって、ロスカットの売りが続き

新規の空売りも参入してくるでしょう。

大きな陰線が出現する可能性の高いポイントでもあります。

逆に抜けていけばどうなるのか…

ここが戻り高値と踏んだ空売り派のロスカットが入り

買い持ちの人たちは持越しを考えるのでもう一段の

上昇が見込まれます。

今日1/25はこういった買いと売りの力がとても強く

合いまみれる面白い一日でもあるのです。

高校野球で言うと準決勝の４試合みたいなもんです。

チャートを見るとき単純に移動平均線を抜けたからとか

そんな目で見るのではなくてこういったここに至るまでの

『履歴書』『ストーリー』を考えながら見ると

ここからの展開が見えてくるのではないでしょうか。

あくまでも私藤井の所見ですがご参考になると嬉しいです。

今日は相場でも注目の一日です。

ぜひ楽しんで相場を見ていきましょう(^^♪