変則的事実!?
PUBLISHED: 2021.07.31
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PUBLISHED: 2021.07.31
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おはようございます!名古屋校の杉原です。
明日から8月ですね。毎日暑いですが、いかがお過ごしでしょうか。
暑い時期は、みなさんどのように涼をとられていますか。エアコンはもちろんですが、私は氷屋さんを利用しています。
季節のフルーツ等を使った、かき氷が美味しくて、いろいろ試すのが、少し楽しみになっています。
食べた後は結構涼しくなりますよ!
さて、みなさんご存知かと思いますが、株式市場にアノマリーという考え方があります。
これは授業等でも良くご質問ありますので、本日はこのあたりについてお話したいと思います。
アノマリーというのは株価の値動きに理論的根拠があるわけではないが、よく当たる相場での経験則という考え方のことになります。
例えば株式市場を一年間を通した推移の中で過去を振り返ってみるとある程度、その年の一定の流れがあります。
これは株式投資の経験者であれば、一度や二度聞いたことがあるかと思います。
これが何故そうなる場合があるかというと年や月、イベントによって市場の参加する投資家達の心理が左右され、
アノマリーという規則性に繋がっているというのが一般的に言われていることです。
アノマリーには明確な根拠があるものとそうでないものがあり、信憑性の度合いも変わってきます。
必ずそうなるわけではありませんが、知っておいて損はないのでぜひご参考にしてください。
まず、株式投資におけるアノマリーの特徴というのは理論的な説明はしにくいが、確かに存在する規則性になります。
はじめにお話ししましたが、アノマリーの中にはあまり理論的ではなくアノマリーとして使うには微妙なものも存在します。
しかし、アノマリーの中でも季節に関わるものは、そこそこ信憑性があるものがあり、
投資戦略に少なからず影響を与えるものも存在します。
例をあげると、今の季節は夏になりますよね。暑い夏には飲み物やビール等の消費がおおくなりますよね。
また、冬になれば寒くなるので暖房器具やそれに関連するものに需要がでてきます。
というように人々の生活に密着したものを考えれば想像することができます。
また、実体経済がそうなるのであれば、該当する上場企業の業績に影響し、株価の変動要因となりえる訳です。
明日から8月になりますが、8月というのは夏枯れ相場といって市場に参加する投資家達が少なることで広く知られています。
これのひとつ大きな要因は株式市場での売買動向の大きな影響力を持っている外国人投資家が夏休みになることと言われています。
特に日本のお盆の時期は機関投資家等も休暇になりますので株式相場はそれ以上に閑散相場となります。
ただし、反対に考えれば8月下旬になるまでは、個人投資家が中心的な相場になる場合があるので新興市場に注目が集まったりします。
よく言われるのがゲーム関連の業種は安くなりがちな8月に物色されることもあります。
それは9月にゲーム業界でのイベントが控えている為ともいわれています。
これはあくまでも例になりますので絶対ではありませんので注意してください。
また、9月というのは多くの企業の中間配当がありますので、早めに配当を狙いたい投資家達は仕込み始めたりする可能性があります。
といったように季節によっていわれるアノマリーがありますので、頭の片隅入れておくと自身の投資成績向上に役立つ可能性があります。
気にしていなかった方は、一度、役立ててみてはいかがでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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