おはようございます。
カブックスの秋葉です。

熱い夏が到来しましたね!
身体がまだついていかず、
疲れがたまっている方もいるのではないでしょうか?

先日生徒さんから、
「ずっと上がり続けている銘柄って、
買ってもいいでしょうか?」

と質問がありました。
少し下がってきたら買いたいのに、
なかなか下げてきてくれない・・

どころか、ぐんぐんと高値を更新してきています。
 
「この上昇にのれれば大幅利益となっていたはずなのに
 何で少し下げたところで買っておかなかったんだろう

とただ眺めてしまう銘柄ってありますよね。

「あの値段で買っていれば、いまごろ…」

と、儲けたかもしれない値段なんかを想像したって、
その頃には戻れない訳です。

そこでとうとう我慢できずに、今上げている勢いを信じて、
ほんの少しでも利益を取ろうと、
ルールを無視して買ってみると・・

途端に上げの勢いが弱くなって株価が下げ出し、
本来予定していた押目のポイントまで下がってきました。

押し目が実際には下降トレンドへの転換の起点となってしまい、
そのまま損切りとなってしまった。。。

そんな経験はないでしょうか?相場の格言で、

「押し目待ちに押し目なし」

という言葉があります。

上昇している相場が一時的に下がる「押し目」を多くの投資家が狙うのですが、
実際は「押し目」なんてやって来ないことも多いし、
そういうときに限ってスっと上昇していってしまいます。

すでに株を持っている投資家は売らずにしばらく様子を見るだろうし、
逆に株を持っていない投資家は下がるのを待っている。

大きく下がるとしたら、
そこはおそらく相場の潮目が変わるときかもしれず、
実際には買いのタイミングって、
こういうときこそ計れず難しいものですね。

マイルールに一致していないのなら、
そのまま見送り、やり過ごす事が正解です。

今後もその場限りの感情に任せたトレードを
やってしまう悪癖を習慣化させてしまう事につながり、
規律を守るトレードを自分自身で困難にしてしまう危険性があります。

上昇局面になりそうな場面を検証し、

次の上昇しそうな銘柄を探していきましょう。

後追いは慎重に・・。