具体的に株取引を進めるためにどの株がいいか判断する3つの方法

株とは何か、証券会社とは何かなど、基本的なことがわかってきたら、少し実践的なお話に進んでまいりましょう。

株式投資をやるにあたってどんなことを知っておけばいいのでしょうか。人によっていうことは少し違っていますが、概ね下記の3つの分野を勉強していけば大丈夫です。どれか1つでも大丈夫と言われる方もいますが、相場は常に変化していくので、どのように相場が変わって利益のとれる投資家を目指すのであれば、上記3つに精通しているほうが盤石と言えるでしょう。

ただし、3つをいっきに覚えるのは大変なので、順序立てて覚えやすいものから順番に勉強されることをお勧めします。




株価チャートのこれまでの動きを見ながら、これから上がるのか下がるのかを判断していく分析法です。一口で言うと株価の「需給関係」を見ていくと覚えてください。需給関係とは売りと買いの力関係みたいなものです。現在の値段で買いたい人のほうが多ければ株価は上がりますし、売りたい人のほうが多ければ株価は下がります。チャート分析を理解することで、どこで買ってどこで売ればいいのかがわかるようになります。同じ銘柄でも買うのであればなるべく安いほうがいいですよね。なるべく安く、適正価格で買うことを狙うのがこの分析法です。

テクニカル分析の詳細をチェック

会社の発表する決算発表や決算短信、またそれらを予測する会社四季報などを読みながら、その会社の「実力」を見て判断していく分析法です。利益が毎年伸びていっていて、将来的な見通しもよく、財務の状態がいい会社は多くの投資家の注目を浴びますので、株価が上がっていく可能性が高いです。いい会社は買われて、下がりにくいものです。言ってみれば「目利き」みたいなものですね。ただし、いい会社だからと言ってなんでもかんでも買ってしまうと、下がる可能性もあるのでいくらで買うかといった目線も大事です。

ファンダメンタル分析の詳細をチェック

マクロ経済とはある一国の経済状態や成長度合い、他国との関係性やTPPなどの経済圏との関わり合いなどを考慮してどういった業種、方面に投資家たちが注目をして、株価が上がっていくのかなど、大局的な目線で銘柄を探していくやり方です。

たとえば、中国の経済成長が予想以上に大きくなると考えれるなら、中国関連銘柄に注目が集まります。注目が集まれば関連の銘柄が買われ、株価が上がっていきます。中国関連といえばコマツなどですね。小さな経済(ミクロ経済)、会社だけに注目するのではなく世界全体の流れから銘柄を探していくやり方です。

マクロ経済の詳細をチェック

マクロ経済、ファンダメンタル分析、テクニカル分析…これらをいっきに覚えようと思うと、とても大変です。膨大な量の勉強が必要になります。ですから、順序立てて勉強していきましょう。

どれから始めればいいのかといいますと…

ずばり、テクニカル分析です。
チャート分析は「絵的な」判断で進めていけますので、これから株を始めようとか、勉強してみようといわれる方には入り口として最適です。ほかの分析法よりも短期間で覚えれますし、実際の売買がすぐにできるようになります。まずはテクニカル分析を覚えて、実際に売買してみることをお勧めします。

株で一番大切なのは「経験」です。
あれこれと知識ばかりの頭でっかちでは、”生きている相場”にはついていけません。実際に株を買って、集中して、勝ったり負けたりいろんな経験を積んでいくことで、株は上手になっていきます。なるべく早い段階で実践に進んでいこうと考えるなら、やはり覚えやすいテクニカル分析から始めていくのがいいです。

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