間違いなく初値が高騰するIPO銘柄とは?! その2
PUBLISHED: 2019.05.22
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PUBLISHED: 2019.05.22
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こんにちは!
谷口です!
今週は先週に引き続きIPOの初値が上がる条件の第2弾です。
IPOでもそうですが、世の中の常識と実際とは違う部分が多くあります。
一般的にIPOは大型でよく知られている銘柄を買いたいと思うようです。
認知度が高くて安定しているからと言って初値が上がるわけではありません。
間違いなく高騰する銘柄を見極めるために必要な条件は後10個
今日は3番目
○仮条件の上限で公開価格が決定する
仮条件とは、上場前に証券会社と機関投資家の間で
その企業の価値を調べて市場で売買される妥当な金額を
「1000円〜1200円」といったある値幅を持って決定します。
この仮条件が出た次の日からブックビルディング期間(BB期間)
と言って投資家の申し込み期間が始まります。
この申し込み期間に投資家がいくらで何株欲しいかを申し込みします。
これを抽選申込と言ったりもします。
例えば、1000円で100株欲しい、1200円で300株欲しい、
と言ったように希望を証券会社に伝えます。
この時、1番多く申込があった金額が公開価格に決定します。
1000円から1200円で、1200円が公開価格に決定するという事は
高くてもその銘柄が欲しい人が多いということになるので
その銘柄の人気度を測れるわけです。
また、抽選で申し込む際に安い金額で申し込みをすると
抽選にも参加できないので、良い銘柄は最高値で申し込みしましょう。
4番目、
○公開株数は50万株以下
株式投資の基本中の基本
市場に出回る株式数が需要よりも少なければ株は上昇します。
一般的にIPOする会社は規模が小さいので
調達資金も小さくなります。
その中でも50万株と言うと
1人100株の申し込みをしたとして5000口となりますので
全国で5000人にしか当たらない狭き門となります。
この数量では供給が需要を上回ることはないからです。
結果、当選に外れた人がたくさん出ますから
上場初日に買いが集まるんですね。
5番目
○吸収金額が10億以下
吸収金額とは公開価格に公募株数を掛けた金額のことです。
抽選で申し込んだ投資家が最初に支払う金額で
少なければ少ないほど、投資家に資金の余力が残ることになりますね。
公募株数が同じ50万株でも
1000円の株と5000円の株では5倍の開きがあります。
金額にすると5億円と25億円です。
20億程度なら初値が公開価格を下回ることはありませんが
吸収金額5億の銘柄の方が初値の上昇率は高くなりがちです。
さて、間違いなく初値が高騰する条件は来週も続きのお話をします。
今まで外れをひいいていた人も
なぜ初値が上がらなかったのかが
少しわかってきたかもしれませんね。
それでは今日はこの辺で、、、
© 2018 オービー, Inc.
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