おはようございます!名古屋校の杉原です。

先日の事です、授業の中で生徒さんから問い掛けがありました、その内容とは。。

『先生!前回、日経が21,000円あたりを超えてくるのであれば、買い目線っていっていたので

買っていいですか!?』という内容でした。その時、私は『そうですね。。ですけど、もう少し様子を見ながら

いきましょう!』とお伝えしました。しかし、その後。。授業を聞かれた生徒さん方に、

もう少し明確な回答をしなくていけないのではないかと自問自答しました。

そこでもう少し詳しい回答をお伝えしなくてはと思い、本日は、なぜ?そういったか?の補足と

少しマクロ的な話を個人的な見解でザックリとお伝えしたいと思います。

まず、今後、目先は少し明るいでしょう。背景にはトランプ大統領が米中貿易協議の延長をしてもいいと

言ったことです。いわゆる合意を匂わせたということです。

そしてニューヨークダウは上げて直近高値付近まで回復してきました。(2/21に書いています。)さらに

今月末に米朝会談も行われる。これは中国の意向を無視してはできません。

要するに米中貿易摩擦が解消に向かう動きがあるということです。

さらにはアメリカではFRBの利上げ、バランスシート等の金融の引締めをやめるというプラス材料も

出てきています。何がいいたいかというと世界を見ると潮流が変わる可能性が

少しずつでてきているということです。

為替(ドル円)も110円台111円手前あたりにいますし、金も上がっています。これは中国が相当買っているそうです。

また貿易戦争の震源地でもある中国の市場も直近では回復してきていますし、合意の方向への信ぴょう性が

高まってきている感じがあります。ただし、昨年の6月みたいに変わることがありますので注意が必要です。

このままいいスパイラルになっていけば、世界的に景気のマインドも変わってくるかもしれません。

恐らくトランプ大統領は2年後の大統領再選まで貿易戦争は一旦休戦の戦略にしたのではないかと思います。

ここでは詳しくは触れませんが昨年の終わり頃からアメリカの景気指標は落込んでいますし、

再選まではモラトリアムという感じがしています。

あと日本におきましてはご存知かと思いますが最近、議論が活発化している消費税の増税をしてもいいのか?

という事です。日本の財政を考えれば、増税しなければ不安ですが、増税は日本の株式市場にとっては

マイナスになるので、見送りとなれば株式市場の先行きは明るくなるでしょう。

そうなれば、更なる上昇傾向になるかと思っています。

今現在、こういった背景を踏まえると日本株を取り巻く環境が目先で良くなってくる雰囲気があります。

今、日経も約2カ月ぶりに21,000円を抜けてきています。これから春にかけて地固めをしながら上を目指す

展開になってくるのでないかと私は思います。

本日は大まかに、このあたりにしておきます。また、詳しい事が知りたい方は授業で聞いて下さいね。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。