前回に引き続き 
「お縄になったカルロスゴーン」後編をお届けします。


大戦前

 
工業化に失敗、高利貸しも失敗、

隣のドイツちゃんに圧迫されているフランスちゃん

イギリスが頼りのフランスちゃん・・。

ただドイツはナチスが政権をとり、ヒットラーなる

奴が力を付け、ヨーロッパの状況が変わってきた

ますますやばーいい!

仏「イギリスはん、何とかドイツにゆーたって」


英「まあいいじゃないですか・・」
(だって俺本当はソ連が大嫌いで、ナチスがソ連と闘ってくれそうなんだよ)

仏「・・・・」


ドイツとロシアはめちゃくちゃ仲悪い・・

お互いが憎みあっていたが・・


ここで、世界史史上の大どんでん返し

「独・ソ不可侵条約」が締結

とりあえず、お互い攻め込まない・・との

約束をしてしまったのである。


仏「えーっ!!??うそやん??」


で、とうとう第二次世界大戦がはじまってしまった・・・


独「準備万端じゃ、フランスに攻め込むけー!」


仏「ちょ  ちょ  まってーや、まってーや!!」


ドカ―――――ン!

なんとドイツ軍は 4週間でフランスを占領!


独「フランスは弱すぎるけー、相手にならんのんじゃ」


「こんなんは戦争じゃないんよ、フランスへの旅行じゃけー」


ということで、第二次世界大戦おわるまで

完全に日陰者になってしまったフランスは


大戦後に大反省をする。

自国のエネルギー

経済政策、工業化

原発依存度が77%とというのも

オイルがなくても自国でエネルギーを生産できるからである。


日本が不況に陥り、日産が倒産寸前の危機から

救ったのはフランスのルノーである

カルロス・ゴーンを送り込み

日産を国内シェア2位に返り咲かせ、利益を得た

ルノー、しかしそれよりも大事なものがあった


それは「技術の獲得」である。


フランスのルノーの筆頭株主はフランス国

あの会社は事実上、国営企業。

つまりフランス政府が日産を買い、

カルロス・ゴーンを送り込んだ。

「技術の日産」という名がつくほどの高い技術をもつ日産であるが、

もともと技術の日産の看板が掛けられたのは

「プリンス自動車」の合併以後である。

プリンス自動車はスカイライン、グロリアなど

他のメーカーを完全に凌駕する先進技術を

導入し、すげー技術をもつ会社であった。


「プリンス自動車」とはもともと

戦前の飛行機開発

中島飛行機・立川飛行機

の技術陣が作った会社である。


要するに「ゼロ戦(零戦)開発者」たちなのである。


日産の技術の根本は「ゼロ戦(零戦)」ともいえる。


カルロスゴーンは 一日中テストドライブする

社長で有名であるが、

それは彼の主任務がフランスへの

技術移転であるからである。

なのでルノーは今でも、日産とのつながりは消したくないと躍起である。


なぜこなったのか

三菱になんかしようとした可能性はある(勝手な想像)


三菱と言えば「戦艦大和に始まり、日本の軍事機密情報目白押し」


今回の不正の額も莫大な金額だが、本人からすれば

大したした金額ではない

やはり何かをしようとしていたのか・・・。

・・・と考えるとなんだかおもしろい。

日本はアメリカと違い「闇から闇へ」

分からないように、消えていく

「陰の文化」なのだ


しかしこうなってしまうと

日本ではなんだか知名度が悪くなるだけになってしますが

少しゴーンのフォローを


震災の時、日本の自動車メーカーは

サプライズチェーンが寸断され

生産停止に追い込まれた。

とくに日産いわき工場は

壊滅的な打撃を受けた。

生産再開は不可能 皆工場閉鎖を覚悟した。

しかしこのときのゴーンの対応は

「絶対にいわき工場は捨てない!」

「絶対に立て直す!」

ということで、素早く現地に行き

従業員の前で2か月で建て直しを宣言し、

従業員たちと握手をした。

なんといわき工場は社員の努力もあり

1か月で復旧した!!


という義理人情の一面を持つカルロスゴーンだが

逮捕されてしまった・・。


ニュースには出ない様々な説を考えると


たぶん外れているけど、なんだかおもしろいですね。


相場も難しいので、気分転換に少し変わった配信してみました。